カッコいい体づくり専門
トレーナーの
林セラ(はやしせら)です。
トレーナーとのパーソナル指導の
メリットの一つに「補助」をしてもらうことで筋肥大を促すことが出来ます。
誰かにちょっと手伝ってもらって筋肉が大きくなるなんて美味しい話ですよね。
トレーニングの補助ってどんなことかご存知ですか??
正しいフォームのサポートや
持ち上がらない時、「ちょっと助けてもらう」ことで、
より筋肉を肥大させることが可能になります
この「ちょっと」というのが大事で、
全部を補助してしまうのは逆効果で、
筋肉の発達を妨げますし、気持ちの面でも補助に頼るようになってしまいます。
先日質問が来ました。
Q男性のベンチプレスの補助って女性ができるの?
Aもちろんできますよ。
そもそも補助とは回数を重ねていくうちフォームが崩れたり、
ウェイトが上がらなくなった時や新しい重さに挑戦する時、
補助者がサポートし、しっかりと刺激を入れ、筋肉を発達させるため
正しいフォームを崩さず、回数をこなすことです。
女性があげられないくらいの重さを補助してもらってるようではそのベンチプレス自体に全く意味がないです。
「もう無理〜」ってところで
トレーナーがサポートに入るのですが、
お貸しするのは、「指一本くらいの力」なんです。
スティッキングポイントといって、一番重たく感じるポイントで、もう上がらないっ!!っていう時に、ちょっとだけ手を差し伸べる、そんな感じです。
「補助者が腰を痛めた」とか、
「重すぎて補助できなかった」とかいうのは
トレーニングしてる人とトレーナー、
お互いが補助について信頼不足、認識不足な場合に起こります。
補助してる人が全力で手伝ってウェイトを支えきれないというのは
トレーニングしてる人が、筋力に見合わない重すぎるウェイトを持ってる場合に起ります。
「俺こんな重いの持ってるぞー」っていう
自慢をしたいがためか、
あるいは力のコントロールができず、
いきなり力が抜けるとか。
そんなにゃろうはトレーニングが下手くそなんです。🙀
フォースドレップスも同じです。
補助者が担いでるようでは
それは補助者の筋トレになってます
ベンチプレスの補助しながらアームカールしてることになっちゃいます。
と、いうことで、
補助に男女はあまり関係ないのです。
補助をつけることは限界を越えるために重要ですが、
頼り過ぎないことが筋肉を大きくさせるために大事なのです。
パーソナルの回数を重ねていくと、
安心して思いっきり全力を出し切れる、
限界のところでトレーナーが補助に入る
そんな信頼の阿吽(あうん)の呼吸ができてきます。